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自動車の整備士を目指すきっかけは?

目指すってほどハッキリしてたわけじゃないんですよね。
きっかけは些細な事で、今思うと笑ってしまうような事なんですけど、
19歳でもうすぐ成人式って時でした。
成人式って同級生みんな集まるじゃないですか。
その時、正社員として会社に勤めてなかったので、
友だちに「今何してるの?」って聞かれるのがイヤだったんですよ。
それで成人式前にたまたま自動車整備士の募集があったので、
飛び込みで見習いとして働かせてください、ってお願いして始めたのがきっかけでした。

整備士として業務に携わり始めて苦労した事は?

正直な所、ものすごく苦労したって経験はないんですよ。
始めた頃は本当に続けていけるのか不安で、
絶対辞められないように工具を全部自分で買ったんです。
プロ用の工具なので結構な出費だったんですけど、
その時は、「もうやるしかないな」って思いましたね。
でも実際、業務をこなしていくと自分に合ってる仕事なんだなって思いました。
整備していると直すために時間を忘れて没頭している自分がいるんです。
もともと、昔からプラモデルとかレゴブロックを組み立てるのが好きだったので、
その影響があるのかもしれないですね。
ただ業務としては指示通りにこなしていけば良かったので問題なかったのですが、
この部品が運転するときにどんな影響があるのかって言うような知識は
後から覚えていく事になったので、
唯一苦労したと言えばそのくらいですね。
でも知識が増えていくと、いろんな発見があって、とても良い経験でした。
国内外問わず、様々な車種を整備する事ができて、
様々な職場で働く事もでき、工場長を務める経験もできました。
高い出費でしたけど、あの時自分で工具を買っていて良かったなって今は思います。
今でもその工具を使ってるんですよ。

プロの整備士としてお客様に伝えたい事は?

あえてアドバイスさせていただければ、
(エンジン)オイル交換は定期的にされた方がいいですね。
オイル交換で車の調子が良くなる事も結構あるんですよ。
オイルって人で言えば血液みたいなものなので、やっぱり綺麗な方がいいんです。
人で例えましたけど、他にも似てるところがあって、車も早期発見が大切なんです。
車に関しては、調子がおかしいと思っていても、
大丈夫だろうと思ってそのままにされる方多いいんじゃないかなって思うんですけど、
放置していると手遅れになってしまったり、トラブルに発展してしまうのは人と同じなんですね。
なので、私はネイバーが地域における車の診療所みたいになっていけばいいなと思ってるんです。
気軽に立ち寄れて、何でも相談できて、
私が整備するからお客さんが安心して運転できる、と思ってもらえるようなお店が理想ですね。
ちょっと趣旨からずれてしまいましたけど、
些細な事でもプロとしてしっかりお車の状態を診断させていただきますので、
お気軽にお越しくださいって事を伝えたかったんだと思います。